松岡ざいご暮らしって何?
皆さんこんにちは。松岡ざいご暮らしの湯浅です。
今回は、松岡ざいご暮らしについて詳しく紹介します。
松岡ざいご暮らしでは、農産物、里山の幸などを販売しています。
さらに、SNSでは湯浅の農作業に関する日課や、地元松岡の風景を投稿。
そんな松岡ざいご暮らしですが、いったいこのプロジェクトは何が目的なのでしょうか?
今回はそんなところをお話しするので、ぜひ最後までお付き合いください。
松岡ざいご暮らしのコンセプトとは?
初めに、松岡ざいご暮らしのコンセプトについてです。
松岡ざいご暮らしのコンセプトは以下の3つです!
- お腹と心を満たす
- 想いをつなげる農家
- 松岡の維持発展
1つずつその詳細について解説しますね!
お腹と心を満たす
我々は、昔から食に感謝し、春になれば豊穣の祈りを捧げ、秋になれば感謝の祈りを捧げていました。
本来の日本人的文化は、四季に風情を感じ自然と調和するもので、祭りや正月などの日本的行事は全てそれらを体現しています。
しかし、現代では食糧が簡単に手に入るため、日本人の食に感謝する文化は失われつつあります。
その背景には、大量生産と大量消費の時代がやってきたことが深く関係しています。
しかし、我々は食を通して生を全うしているという事実があります。
食に対して考える機会の減少は、極めて悲しい事実ですよね。
そこで私は、食に関してもう一度感謝と、食が与えるポテンシャルの大きさを発揮してほしいと思い、このプロジェクトを始めました。
ただ食べて、物質的に満足するだけが食の良さではありません。
食を通して文化を考え、四季を感じ、自然を味わう。
家族を囲み、みんなで楽しむ。
そんな素敵な体験を与えるのが、松岡ざいご暮らしの特徴です!
想いをつなげる農家
食には、想いをつなげるといった良さもあります。
先述したように、今や食糧は大量生産され、誰が何を作ったかは誰もわかりません。
一方、食には生産者と消費者の心をつなげるポテンシャルがあると私は感じています。
地元松岡では、近所の人が野菜や米を親戚にお裾分けをするという文化があります。
お裾分けをしてもらったら、それを返す。
その些細なやり取りが、地域の円滑で快適なコミュニティを形成していることは言うまでもありません。
日本では、従来の村や町内でのコミュニティが失われつつあります。
「心のよりしろ」であったコミュニティがないのは、寂しいものです。
そこで私は、上述した田舎コミュニティの仕組みを利用して、自身の顔や人となりを紹介し、食を通して想いを共有したいと考えました。
想いを大切にし、素敵な縁を作る、それが松岡ざいご暮らしの特徴です。
松岡の維持発展
松岡ざいご暮らしには、松岡の維持発展といった想いも込めています。
私が住んでいる新潟県新発田市松岡は、人口400ほどの小さな村です。
現在では半数以上が高齢者であり、松岡の未来は正直言えば、危ない状態。
私は学生時代に、そんな松岡に恩を感じる機会が多数ありました。
地域の長老に歴史を教えてもらったり、松岡のいろいろなスポットを紹介してもらったり。
自身の生まれたこの土地が衰退し、崩壊する未来は見たくありません。
そこで、少しでも生まれた土地である松岡をPRして、盛り上げたいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。
松岡ざいご暮らしは、松岡の未来を創る、そんな気持ちも込められています。
サイト監修者。畑の管理人。1999年生まれ。同志社大学商学部卒。地方創生に携わり、さまざまな事業やイベントを実施する。松岡ざいご暮らしの野菜を用いたフレンチイベントはLINEニュースにも掲載中。
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